吉田重信、蔡國強、宮島達男、河原温の作品。来場者が少なく、一人でじっくり作品に向き合うことができた。主催者にとっては残念なことだろうが、鑑賞者には最高だ。
吉田重信は初めて。樹木に光を照射した写真が新鮮だった。展覧会のHPに載っている作品は、実際は動画。車窓から撮影したボルドーの景色らしい。色を限定することによって新しく見えてくるものがあることに気づく。
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/kyoiku/museum/011557.html
蔡國強の大きな作品は、ビジュアルとしても魅力的だが、参考展示されていた資料を手掛かりに全ての言葉を読み込んでいったらさぞ面白いだろう。
宮島達男はデジタルカウンターでは比較的初期のもので、すっきりとコンセプトも伝わってくる。二列を、直交する壁に数十センチの高低差をつけて配置し、しかも一列は倒置させた。宇宙の果てまで行って戻ってくるメビウスの輪か。
河原温は、あれだけをぽんと置かれても、初めて見たらちょっと困るだろう。
6月30日まで。無料。

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