プログラムの前に、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス(K.618)を吉田館長と畑中顧問に献唱。この合唱団の招聘を決めながら先月続けて逝去されたお二人、どんなにかここで聴きたかっただろう。
どのパートの声もとにかく安定している。当然正確。そして、ペーター・ダイクストラの指揮にぴったり応えてダイナミック。33人の鍛えられた声が調和するとかくも美しい。
またも武満徹に参った。「さくら」の最後は幻想に誘う。奥の壁一杯に広がる桜を思った。「島へ」では、涙が出てしまった。どうもこのところ涙腺が武満に特異的に反応する。


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