Monday, January 10, 2011

大山崎山荘



昨日、大山崎山荘を見た。
チューダー様式の別荘だったという本館と、安藤忠雄による新館。濱田庄司、河井寛次郎の工芸と現代アート。東山を借景にした庭園。色々に楽しめる場所だった。
建築は、本館が気品を備えつつ寛げる見事なものなので、安藤も苦心したのではないか。環状に本館を取り囲む案から地下に潜らせる案への変遷も見られて面白かった。潜らせつつ存在感も示す、その塩梅の評価は分かれるだろうが、自分には、安藤新館の地上部分はやや違和感があった。一方、ギャラリースペースは好ましかった。この面積で作品を十分に味わえるようになっているのだから、たいしたことだと思う。その空間でモネの睡蓮と対峙させられる現代作家の緊張を思うと愉快でもある。
工芸は、濱田庄司も河井寛次郎も驚くほどの名品揃い。立派な家具に丁寧に飾られ、普通の美術館の展示とは別の気持ちよさがあった。バーナード・リーチも良かった。
現代作家は、本館ではさわひらき、新館では日高理恵子の作品が展示されていた。さわのものは、水戸芸術館で以前見たことがある。キュート。日高は初めて。空って何なんだろうと久々に考えた。

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