| From beijing061122-26 |
柳がこんなにきれいなのだと思ったのは初めて。
柳を見たのは、北海の周りと、北京大学構内の大きな池の周り。人工の並木なのだろうが、よくある桜並木の直線と違い、池の端に沿う曲線が実に心地よい。北海は夏場はカップルのデートコースとして人気だというが、さもありなん。
日本でよく見る柳に比べ、一枚一枚の葉の幅が広いのだろうか、 重量感というと大げさなのだが、下に向かう力を感じる一方で、それを支える枝のしなやかさもより強く感じる。しだれる枝と枝の間隔も微妙に違うのか、あるいはこれも葉の大きさのゆえなのか、日本の柳は葉と葉の隙間を感じるが、北京では重なりを感じる。幹もずっと太い気がする。
総じて、日本の柳を楚々というなら、北京の柳は妖艶に近いか。
ところで、北京大学のキャンパス(西門側)は、ちょっと日本では見られないものだった。公園の中に、ぽつんぽつんと建物がある趣で、その建物が独特のデザイン。いかにも中国風というわけでもないのだが、欧米風とは全く異なる。大学が、自国の文化の伝統にきちんと根ざした場であるべきことを、黙って示しているようだった。日本には、これだけの主張をもったキャンパスがあるだろうか。

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