時々飲みに行く洋風居酒屋TのBGMは、肩の力が抜けたラテン系が多く、つい気持ちよく飲みすぎる。有線かと思ったら、マスターが自分で選曲してCDに焼いているとのこと。
先日も、不思議な心地よさの曲がかかっていた。「誰が歌ってるの?」と聞いたところ、Cesária Évoraの名を教えてくれた。
それ以上は尋ねることもなく、ブラジルかカリブ海のどこかの歌手かと思ったが、後でwebで調べるとアフリカのケープ・ヴェルデ諸島という所の歌手だという。
http://www.caboverde.com/evora/evora.htm
素面で聴くと、これは大変な歌手だ。今まで自分の好きな女性歌手としては、Billie HolidayとMaria Callasを挙げてきたが、そこに一人加えることになるだろう。
本当に不思議な声。柔らかいような強いような。曲によっても随分違う。
比較的単純なリズムにゆったりと乗っていて、気楽に聴けるのだが、おそらく失恋の歌だったり、つらい経験や民族の歴史に触れる歌だったりするのだろうという気がする。底抜けの明るさにならない、何か悲しみのエッセンスのようなものが底に流れている。
Billie Holidayのトーチソングに通じるものを感じる。
Last.fmに記載。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)

No comments:
Post a Comment