アルゼンチンに続いてブラジルまでまさかの敗退で、ワールドカップに対する興味がだいぶ醒めてしまった。(まあ、まだ見るだろうけれど。)
南米のチームは、強さの質が全然違うのだと思う。え、そこにパスを通すか?という呆れるような所にパスすると、そこにちゃんと受ける選手が来ている。誰もここでシュートなんて考えそうもないタイミングでシュートを打つ。みんなの意識が前に向いているときにさっとヒールで後ろに出す。
サッカーについて何も知らないから的外れかもしれないが、ラテンのサッカーはジャズのアドリブによく似ていると思う。誰も考えてもみなかったフレーズが突然飛び出すのが、アドリブの醍醐味だ。
コンピュータやロボットの技術が発達して、人間チーム対ロボットチームのサッカーが実現したとする。ロボットチームにヨーロッパのサッカーを教えることはできても、ブラジルやアルゼンチンのサッカーを教えることは当分できないのではないか。(チャーリー・パーカーのアドリブや、羽生善治の将棋同様に。)
そして、ロボットに勝てる人類最後のチームはラテン連合なのではないか。
そのラテン連合でさえも、ついにロボットチームに敗れる時が来るのだろうか。カスパロフがディープ・ブルーに敗れてしまったように。
そうなったら、ぼくはもうサッカーは見ないだろうな。
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