Tuesday, December 14, 2004

ARCUS

アーティスト・イン・レジデンスを主とする茨城県のプロジェクト。自分も創設時に関わった。
オープン・スタジオの行われている、守谷市の旧大井沢小を訪ねた。
今年の招聘アーティストは米国、台湾、デンマーク、セルビア・モンテ・ネグロ、日本各1名。
この中で、感覚的に合うのは、米国と台湾のアーティスト。
米国のサンティアゴ・ククジュのスタジオに置いてあったのは、恐らく未完成のものだと思うが、無造作に壁に貼ってある紙に施された色使いにしても、単なる角棒を組み合わせただけとも言える立体の、その棒間の角度の組み合わせにしても、まさにアーティストの感覚。
台湾のリン・チェン=ロンのインスタレーションは真っ暗な部屋の天井から下がる鍾乳洞風の突起物と、ライトを当てた電動の人形。不気味でいて愉快かつ美しい。

いずれのアーティストものびのびと活動してきたように思った。アーティストの自由を極力尊重し、義務はオープンスタジオのみ、という当初の考え方がしっかり継承されているのだろう。
1階の教室には臨時のカフェが作られていた。芸大生の女性とフリーターと称する男性がサービス。暮れていく元校庭を見ながら飲んだ紙コップのコーヒーが旨かった。

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